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草の根・人間の安全保障資金協力引渡式

「ルサカ市セント・アバノブ・クリスチャン・コミュニティスクール・カニヤマ校新校舎建設計画」

 


 

 2014年7月24日、平成24年度草の根・人間の安全保障無償資金協力により、セント・アバノブ・クリスチャン・コミュニティスクールに対して供与された施設(金額123,367ドル)の引渡式がルサカ市カニヤマ地区にて行われました。
この引渡式には日本国政府から山地秀樹在ザンビア日本国大使館参事官、コプト教会からポール司教などが出席し、新しく設立された8教室からなる教室棟とトイレ棟がお披露目されました。
 セント・アバノブ・クリスチャン・コミュニティスクールはルサカ市内において3つのコミュニティースクールを運営し、孤児及び経済的弱者の子供への教育提供に貢献してきました。ザンビアでは公立小学校が不足しており、また学用品などの支払いが負担できない貧しい家庭の子供は公立学校へ通うのが困難なこともあり、コミュニティースクールの存在はザンビアの教育機会を拡大するために役に立っています。
 この計画では被供与団体が運営する3つの学校のうち1つの校舎を新設し、学校規模を拡大しました。今回の供与によって、当校に通う生徒の学習環境が改善し、さらに多くの子供たちへ質のよい教育が提供されることが期待されます。

 

※本式典における山地秀樹在ザンビア日本国大使館参事官のスピーチはこちら