日本NGO連携無償資金協力署名式(カフエ郡におけるHIV/エイズ対策事業)


 

 1月11日、ルサカ市内において、日本NGO連携無償資金協力スキームによる事業を支援するため、日本国政府を代表して桑原敦駐ザンビア共和国臨時代理大使と特活非営利活動法人 難民を助ける会の河野洋ルサカ事務所駐在代表との間で、867,790米ドルを限度とする贈与契約が締結されました。
 この事業(カフエ郡におけるHIV/エイズ対策事業)は、HIV/エイズ患者に対する抗レトロウィルス療法(ART)の支援体制が十分ではないルサカ州カフエ郡内の3地区(チランガ地域、カフエタウン、ムウェンベシ地域)に焦点を当て、特に中心となる地域のクリニックにおけるARTセンター建設などのサービス環境整備、ART患者とその家族への支援体制強化、地域住民への啓発活動、及び服薬支援ボランティアをはじめとしたスタッフ等の人材育成を通じた、継続的なART支援体制の確立を目指しています。
 本事業は、日本政府がすすめる国際協力における重点課題事業「アフリカにおけるMDGs達成に資する事業」として承認されており、HIV/エイズの蔓延防止へ貢献することが期待されています。

 

※この署名式における桑原臨時代理大使のスピーチはこちら

 

日本政府は、日本NGO連帯無償資金協力のスキームを通じて、日本のNGOが開発途上国・地域で行う経済社会開発事業に資金協力を行っています。

 

 

→トップページに戻る