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ザンビアに対する無償資金協力「コールドチェーン展開計画」 に関する書簡の交換

 

 

　平成２５年７月１９日，江川明夫駐ザンビア大使とイヨラムン・ウーアUNICEFザンビア事務所代表との間で，供与額２．２億円のルサカコールドチェーン展開計画無償資金協力に関する書簡の交換が行われました。

　

　このプロジェクトの目的は，郡のヘルスセンターのワクチン保管機能を向上させることで，子どもへのワクチン接種率を上げ，ヘルスセンターレベルでの感染症対策を強化することです。今回，ワクチン保管用の冷蔵庫５７０台（ヘルスセンター施設に５２０台，郡レベルに５０台）と，さらに携帯用ワクチン保管用のコールド・ボックス５００台を導入します。さらにその維持管理に関する人材育成を行います。

 

　このプロジェクトの実施によって，２０１５年には毎年新生児５５万人が感染症の予防接種を受けられるだけのキャパシティが確保されます。これは国連ミレニアム開発目標（MDGｓ）の目標４「乳幼児死亡率の削減」の達成への貢献にもなります。

 

本署名式における江川明夫大使のスピーチはこちら。