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草の根・人間の安全保障無償資金協力「カッパーベルト州マサイティ郡
フィワレ保健センター産婦人科棟改修・拡張計画」署名式
2013年3月20日、ザンビアの首都ルサカの日本大使館において、山地秀樹臨時代理大使とカッパーベルト州マサイティ郡保健局のジェスパー・ムソンダ医務官代理との間で、69,667ドルを限度とする贈与契約の署名式が行われました。
マサイティ郡保健局はこれまで域内23の保健センターを運営してきました。中でもフィワレ保健センターは最大規模のセンターであり、出産サービスにアクセスできない遠方地に住む女性が医療施設で出産できるよう、2011年に日本のNGOジョイセフと共同で妊産婦待機ルームを建設しました。ザンビアでは妊産婦や新生児の死亡率が高く、その主な原因は地方に住む多くの女性が助産婦や医療機関による出産医療サービスを受けられないことにあります。今回、妊産婦待機ルームの建設により受入れ妊産婦数が大幅に増大したフィワレ保健センターは、その老朽化した産婦人科棟の修復及び拡張を計画し、日本政府の草の根無償資金協力による支援を申請してきたものです。
今回の協力により、妊産婦の入院スペースは倍増し、電気や水道施設が整備されます。また、入院用ベッドや出産ベード、蘇生器などの機器も整備されます。これらを通じ、マサイティ郡のより多くの女性がより安全で質の高い出産医療サービスを受けることができるようになることが期待されます。
※本署名式における山地臨時代理大使のスピーチこちら。
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