草の根・人間の安全保障無償資金協力
「ルサカ市青少年職業訓練センター建設計画」署名式
2013年3月7日、ザンビアの首都ルサカの日本大使館において、江川明夫駐ザンビア特命全権大使とルサカ・ロータリークラブのジョージ・ングンドゥ元会長との間で、122,573ドルを限度とする贈与契約の署名式が行われました。
ルサカ・ロータリークラブはこれまでザンビア国内でコミュニティ・スクールや職業訓練施設等を建設し、教育機会に恵まれない人々に質の高い教育を提供してきました。ザンビアにおける失業の問題は深刻な問題です。特に都市部の青年層の失業率は50%以上とされています。かかる状況に鑑み、今般、ロータリークラブはルサカ市内のカブロンガ地区に確保した土地に周辺の青年層を対象とした職業訓練センターの建設を計画し、日本政府の草の根無償資金協力による支援を申請してきたものです。
今回の協力により、5教室及びトイレ棟からなる職業訓練センターが建設され、裁縫、IT、木工などの訓練が行われます。これらを通じ、地域の青年の就業機会の拡大、ひいては地域全体の発展に貢献することが期待されます。
※本署名式における江川のスピーチこちら。
※コミュニティスクール
ザンビアには公立小学校・中学校にも通えない程経済的に困窮している家庭の児童を受入れる受け皿として私立のコミュニティスクールが多数設立されています。
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ザンビア共和国