ザンビア大学獣医学部賞授与式
9月5日、首都ルサカ市にある国立ザンビア大学獣医学部において、成績優秀な女性14名、男性18名の計32名(うち、ナミビアからの学生3名含む)の卒業生に対する学部賞の授与式が行われました。
我が国が長年、同大学獣医学部に対して協力を行っていることから、同授与式には江川明夫駐ザンビア大使が招待され、祝辞を述べるとともに卒業生を激励しました。
我が国は約30年前に無償資金協力により同大学の獣医学部施設の建設に協力しました。その後継続的に国費留学生の受け入れや技術協力を行ってきており、同大学の学術研究レベルの向上に貢献してきました。現在では、同学部は南部アフリカの中核的研究拠点として、周辺国の学生を受け入れるまでに成長しています。
同授与式には300名以上の学生や教授、関係者らが出席しました。学生からはザンビアにおける畜産振興の重要性が訴えられ、また、将来に対するビジョンが示されるなど希望に満ちた式典となりました。同大学のシムカンガ副学長ら関係者の祝辞においては、我が国の協力に対し謝辞が述べられるとともに、我が国との関係を一層深めていきたい旨発言がありました。
今後も、同大学が、ザンビアの一層の家畜衛生技術の向上と社会経済発展に貢献しうる人材の育成に寄与していくことが期待されます。
※本授与式における江川大使のスピーチはこちら。
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