JICA・GIZ水・衛生セクターMoU署名式


 

02.11MOU

      

2011年2月11日、国際協力機構(JICA)及びドイツ国際協力公社(GIZ)*は、ルサカ市にて、サブサハラ・アフリカ地域における水・衛生分野への支援連携を図ることを目的とした業務協力合意書(MoU)を締結しました。日本とドイツは、これまで各々同地域における水・衛生セクターへの支援を重点分野として広く展開してきましたが、今後は双方の援助実施機関による業務協力を促進することで、給水にかかる人材の能力強化や吸水率の向上などにかかる双方の知見とノウハウを共有し、共同で各種事業の成果を拡大させることを目指します。また、こうした日・独の連携が、アフリカにおける国連ミレニアム開発目標(MDGs)の達成に貢献することが期待されます。
MoUへの署名は、江川明夫駐ザンビア共和国日本大使、フランク・マイケ駐ザンビア共和国ドイツ大使及び関係者が見守る中、江島真也JICA地球環境部長とアンドレアス・プロクシュGIZ アフリカ局長との間で行われました。この署名式における江川大使のスピーチはこちら

 

* 2011年1月1日にドイツの技術協力系の3つの実施機関(技術協力公社GTZ、ボランティア等人材派遣機関のDED、人材開発・研修実施機関のInWEnt)が統合され、国際協力公社(Deutsche Gesell-schaft fur Inter-natio-nale Zusam-men-arbeit:GIZ)が設立されました。新組織の本部はボンとエッシュボルン(フランクフルト郊外)に設置され、世界130カ国以上で事業を展開する体制となっています。

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