アフリカのハゲワシの保護の進展を期待

 10月3日(火)、バードライフ・インターナショナルのアフリカ・パートナーシップ事務局(ケニアのナイロビに所在、連絡先:kariuki.ndanganga@birdlife.org)のポール・カリウキ・ヌダンガンガ博士とバードライフ・インターナショナルのパートナーであるバードウォッチ・ザンビアのチャオナ・ピリ女史(連絡先:birdwatchcsef@gmail.com)が側嶋秀展在ザンビア日本大使を訪問しました。
 
 ヌダンガンガ博士は、側嶋大使に、バードライフ・インターナショナルは、10月23日から28日までフィリピンのマニラで開催される移動性野生動物種の保全に関する条約の締約国会議において、最近作成されたアフリカ・欧州・アジアのハゲワシ類を保全するための多くの種を対象とする行動計画が採択されることを期待すると述べました。この行動計画は、アフリカで見られる9種のハゲワシ類を含む15種のハゲワシ類を対象としています。同博士はまた、同締約国会議開催中、バードライフ・インターナショナルは他の団体とともに10月24日にマニラでサイドイベントを開催する予定であることを紹介しました。
 
 ピリ女史は、同大使にバードウォッチ・ザンビアの活動について報告しました。新しい事業として、国際NGOであるエンデインジャード・ワイルドライフ・トラストの協力を得て、ハゲワシ類のザンビアの南の国境を跨ぐ行動の観察を行っていること、これは、遠隔測定機器(GSMと衛星追跡装置の双方を利用)をハゲワシ類3体に設置し、これら個体の移動を観測することにより行っていることを紹介しました。これに加え、バードウォッチ・ザンビアは、電線との衝突で感電死してきているハゲワシ類をより保護するため、ザンビア北部で敷設が進展している送電線に、鳥避け装置を設置する可能性について、ザンビアの当局との間で協議を行っていることも披露しました。
 
 側嶋大使は、これらの報告を評価し、今後とも両団体と情報交換・意見交換を行っていきたいと述べました。